masters unity クラウドファンディングを通じて⑧
2022.08.20
クラウドファンディング期間中にすること
実際にクラウドファンディングをスタートしたら期間中にこれをした方がいいというものがあります。それは『情報発信』です。
どのクラウドファンディングサイトにもプロジェクトページ内に『新着情報』という項目があります。これは実行者が自由に記事を投稿できるものです。内容はどんなものでも構いませんが例を挙げるとすると、
進捗状況の報告
プロジェクト本文の補足
新展開
リターン品の追加
といったものがあります。
進捗状況は『今現在支援金がいくらで、目標まであといくら、期間がどれぐらい経過し残り何日』といった報告です。進捗状況の発信はSNSとも連携させることで情報が拡散され、支援につながる可能性が出てきます。また、自分自身が足元の状況をしっかり認識するためにも大事なものになります。
プロジェクト本文の補足に関しては、プロジェクト文に入りきらなかった情報を掲載します。プロジェクト文は基本的に文字数制限などないので『入りきらない』ということは実際にはないのですが、以前記事に書いたように長すぎるプロジェクト文は読まれない可能性があります。そのため、プロジェクト文はメインとなる内容だけで簡潔にまとめて、サブとなるものは新着情報の中で個別に上げていくと情報が分散されて効果的です。
新展開とは正に新着情報となるもので、例えば自分のクラウドファンディングがメディアに取り上げられるなど、人の目に触れる大きな機会が生まれた時にそれをさらに拡散する目的で行います。第三者からの評価は大きな信頼を得られる絶好のチャンスです。広報活動などでどこかに出向くなど、クラウドファンデング中であることをPRした活動に関しては必ず発信します。
リターン品の追加は、各クラウドファンディングサイトによってルールが違う可能性もありますが、期間内に新たなリターン品を追加することがでます。このような『支援』に直接関わってくるリターン品の変更や更新事項は新着情報でしっかりと発信することをおすすめします。
いずれにしても大事なのは、新着情報という機能をフル活用することです。新着情報が更新されるとその横に数字が付きます。今までに何件の新着情報が出されたかが確認できるものです。はじめて自分のページに訪れた人が見た時に、新着情報0件と新着情報10件では印象が違います。
新着情報の件数があれば、それだけで『この実行者は頑張っている』『このクラウドファンディングはアクティブだ』と思ってもらえます。人は勢いのあるプロジェクト、賑わいでいるプロジェクトに興味を持つので、少しでもその興味を引くために新着情報の発信は必須です。
ペースについては数日おきに投稿するのが理想です。マスターズ・ユニティの場合、約60日間の期間中に19件の記事を投稿したので、だいたい平均3日に1件となります。なかなかのハイペースに見えるかも知れませんが、その内の15件ほどは事前に準備していました。例えば進捗状況を10日おきに報告するのであれば、それだけで6件の投稿ができあがります。そう考えれば3日に1度の発信はそれほど難しいものではありません。
支援をした人からすれば自分が支援したプロジェクトの行く末は当然気になります。新着情報の更新は自分のクラウドファンディングに支援してくれた人に対する実行者の務めでもあります。