masters unity クラウドファンディングを通じて⑪

経営に役立つクラウドファンディング
「ファンマーケティング編」

クラウドファンディングを活用してできるマーケティングは他にもあります。それはファンマーケティングです。



ファンマーケティングは顧客の獲得、開拓というものですが、通常であれば企業側が顧客情報を得るための窓口としてSNSやアンケート調査、個別リスニングがあります。それらの窓口を通して顧客の求める情報を発信したり、よりダイレクトな交流では口コミやイベント開催でファンとの交流を作ったりします。



ではクラウドファンディングでのファンマーケティングとはどのようなものでしょうか。クラウドファンディングでは、支援が発生すると支援者から応援コメントが付きます。もちろんこれに返信することもできます。つまりプロジェクトページ内で支援者との交流が可能です。



プロジェクトページに自社のHPやSNSへのリンクを載せておくと、ページを訪れた人がさらに情報を得るためにそういったオフィシャルのサービスにまで足を運んでくる可能性があります。

また、支援者自身がSNSアカウントを使って支援してくる場合もあります。通常であればクラウドファンディングサイトに会員登録して、そのアカウントから支援をするのですが、そういった作業が面倒な人のためにSNSのアカウントで支援ができるようになっています。

SNSからの支援であればすぐに自社SNSアカウントで支援者と繋がることができるので、クラウドファンディングをきっかけにそれ以降もその人に情報を届けることができます。単純なお買い物という取引ではなく、支援による繋がりですので継続やリピートの効果は高くなります。



クラウドファンディングが自社の商品やサービスへの窓口となり、新しい顧客を獲得するためのツールとして機能してくれます。