masters unity クラウドファンディングを通じて①
2022.08.06
プロジェクトの大多数『購入型クラウドファンディング』とは
マスターズ・ユニティは、サイト立案時にクラウドファンディングによる資金調達にチャレンジしました。
目標金額は200万円。期間は60日間でのプロジェクトでした。結果としては無事に達成することができ、多くの方のご支援のおかげで現在運営ができています。
クラウドファンディングを実際にやってみて、どんなところが良かったか、またどんなところが悪かったか。実際の体験談から得たものをお伝えしていきます。
これからチャレンジしようとしている方や興味のある方にとってひとつの目安となれば幸いです。
クラウドファンディングにはいくつか種類があります。購入型、寄付型、ふるさと納税型といったものが一般的ですが、そのなかでも購入型は全体のクラウドファンディングの90%以上を占めているのではないかと思います。
その購入型の中にもさまざまなものがあり、一番わかりやすいのは魅力的なリターン品を用意して興味を引く『テストマーケティング型のクラウドファンディング』です。
これはベンチャー企業などがまだ開発段階の商品をリターン品という形で出すもので、先行販売によるニーズ調査とそれが売れることで資金調達まで同時にできるという仕組みです。
量産に入る前にある程度消費者の反応がわかるので、これによってどれぐらいの販売数を見込めるかという事前のマーケティングができます。反応が悪ければこの時点で販売中止の判断もできます。
支援者にとってのメリットは、大抵のものが生活に密着した日用品であることや、便利な発明品であること。そしてまだ世に出回っていない商品という魅力。さらに実際の販売予定価格よりも割安であることが購買意欲を掻き立てます。
このタイプの購入型クラウドファンディングは『支援』というよりもまさに『購入』そのものですので、最近ではおもしろそうな商品を探すためにネットショッピング感覚でクラウドファンディングサイトを利用する人も増えています。
購入が目的であるため、プロジェクト実行者の想いに共感するというよりもリターン品の価値で支援を集めるという特徴があります。